レディ・プレイヤーIが現実に!

VRゲームでは、「歩く」「走る」「跳ぶ」などの操作がボタンで、「飛ぶ」などの操作がジェスチャーで行われます。

例えば、歩く時は"Rスティック"、走る時は"Rスティック(押し込み)"、跳ぶ時は"Aボタン"、飛ぶ時は"空中でTポーズ"、といった感じです。

しかし、世の中には"歩行デバイス"という周辺機器が存在します。

これは、「歩く」や「走る」といった歩行に関する操作を自分の体で行うというものです。(位置を測定して入力する靴を履いたり、ベルトコンベアーに乗ったりと形式は様々)

今回ご紹介する物はその上位互換だと思っておいてください。

レディ・プレイヤーIの世界が現実に!?

皆さんはレディ・プレイヤーIという映画を見たことがありますか?

この映画は未来のVRを舞台にした映画で、日本のコンテンツも多数参加しているので、かなり有名だと思われます。

そのストーリー内に登場するVRスーツと同じようなものを"ExitSuits"が開発しています。

Vol. 09 まるでVRゲームのような体験?『レディ・プレイヤー1』を振り返る|現場目線のハリウッド | クーリエ・ジャポン

↑映画内に登場するVRスーツ

このスーツは、全身の動きを完全に認識する"フルトラッキング機能"と、VR内でプレイヤーに起こった感触を再現する"フォースフィードバック機能"が備わっています。

そして、ExitSuitsが開発しているVRスーツも同じく、"フルトラッキング機能"と"フォースフィードバック機能"が備わっています。

飛ぶ時は地面から足を離せる!

下の画像はExitSuitsの公式Youtubeチャンネルに公開されている動画のスクリーンショットです。

このデバイスは背中に付けている支えが背骨のような作りになっており、そこから直接赤い触覚スーツに繋がっているので、プレイヤーの体重を支え、浮く事が可能です。

また、動画を見ていると、着地時も問題なく動けているので、浮いたままという状態は殆ど無いと思われます。